台湾政府は地球環境の負荷低減を目的として、宿泊施設におけるプラスチック製品使用削減策のため、客室内における使い捨てアメニティの無償提供等を禁止する法律を制定しました。
2025年1月1日より、台湾の全宿泊施設(ホテル・民宿など)の客室内には、ミニボトルのアメニティ、歯ブラシ・歯磨き粉、ひげそり用カミソリ、ヘアコーム、シャワーキャップなどの衛生用品の設置は完全に停止となり、厳守しない施設にはペナルティとしての罰金が科せられます。

台湾当局では、客室内でのミニボトルや歯ブラシなど各種アメニティの設置廃止に伴い、代替策として詰め替え可能な固定ディスペンサーを設置して、ボディーソープやシャンプーを提供するサービスへの転換を求めていくほか、歯ブラシやなど個人使用各種衛生用品については持参するよう呼びかけています。
同法律の施行に伴い、宿泊施設側では、順次アメニティ提供の停止を開始しています。